学校ブログ
おもいやり ヒーローズ
東秋留郵便局の職員の方から前田小児童に関する良いお話を聞きましたので、お知らせします。
5/2(木)の下校時刻頃、郵便局の前を足の不自由な年配男性が歩いていたところ、前田小の児童が心配し、郵便局職員の方に声をかけてくれたそうです。
郵便局職員の方は、その男性はいつもここを散歩している方で、家もすぐ近くだから大丈夫と児童に伝えてくださったそうですが、児童はその後も男性を心配して、しばらく様子を見守ってくれていたとのことでした。
そんな思いやりあふれるヒーローを本日、全校朝会で紹介しました。
子供たちは、声をかける前にどきどきしていたこと、思いやる行動をとってよかったことをみんなの前で話してくれました。
先日の全校朝会で「行為の意味」を紹介しました。
「こころ」は だれにも見えないけれど 「こころづかい」は見える
「思い」は 見えないけれど 「思いやり」は だれにでも見える
東日本大震災のときの広告でなじみとなったこの言葉は、詩人・宮澤章二の『行為の意味』から抜粋要約したフレーズです。
「行為の意味」
あなたの<こころ>はどんな形ですか
と ひとに聞かれても答えようがない
自分にも他人にも<こころ>は見えない
けれど ほんとうに見えないのであろうか
確かに<こころ>はだれにも見えない
けれど<こころづかい>は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから
同じように胸の中の<思い>は見えない
けれど<思いやり>はだれにでも見える
それも人に対する積極的な行為だから
あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
<心>も<思い>も 初めて美しく生きる
それは 人が人として生きることだ
思いやりのある行為をしたこのヒーローたちを誇りに思います。そして、思いやりヒーローズが教室でも御家庭でも、地域でも、たくさんの子供に広がり、「あいさつ えがお おもいやりのあふれる学校」から「あいさつ えがお おもいやりあふれる地域」になっていけるよう、これからも子供や保護者、地域の方と共に創っていきたいと思います。