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4年生 障害者理解教育

12月3日に、4年生が体育館と家庭科室を使って車椅子体験、アイマスク体験、高齢者疑似体験を行いました。

この体験に必要な道具は、あきる野市社会福祉協議会に貸していただきました。

自分とは意見や考え方、得意なことや不得意なこと、人種や宗教が異なる人と関わって生きていくことになるであろう子供たちには、今後も様々な体験を通して様々な人の立場に立って物事を見る力を養っていってほしいと思います。

感想に書いてあったメモをのぞいてみると、

「白い杖の意味を知ってよかった」「目の不自由な人を案内する時は肘を持ってもらうとよいことがわかった」「座ろうとした時に転んでしまった」「関節を動かすのが大変だった」「高齢者に優しくしたいと思った」「声のかけ方が難しいと思った」等と書いてありました。

イギリスの「他人の靴を履く」ということわざは、相手の立場になって物事を考えるという意味だそうです。これからの社会を生きる子供たちには、多様な他者と望ましい人間関係を築き、協働できるようになることが求められています。高齢者や障害がある方との関わりもその一部で、社会福祉協議会のご協力や先生方の熱心な授業準備のおかげで、子供たちにとって今回の体験が「他人の靴を履く」きっかけにできたのではないかと思います。