あきる野市立前田小学校 学校教育目標
いのちを大切にし、ともに輝き生きていこう
◎かしこく(知) 自ら学び 考える力を育てる ◎重点目標
なかよく (徳) 人の良さ、自分の良さを生かし合う
たくましく(体) じょうぶな体とねばり強い心を育てる
めざす児童像
チャレンジする意欲を伸ばし、多様性を認め合い、互いに高め合える子ども
めざす学校像
- 子ども一人一人が良さを発揮し、意欲的、協働的、創造的に活動する学校
- 子どもが生涯にわたって学び続けるために必要な意欲や学び方など、学習の基礎・基本を確実に身に付けられる、授業が充実した学校
- 家庭・地域社会との相互理解・協力を図り、学校の役割を果たし、信託に応える開かれた学校
- 教職員がそれぞれライフワークバランスを考えながら、教育活動の充実のために指導力を磨き、協力して組織的に教育活動を展開できる学校
現在、グローバル化や地球環境問題、少子化・人口減少などの社会問題、国際情勢の不安定化の中で、社会を持続的に発展させていかなければなりません。特に日本においては、少子化・人口減少が著しく、将来にわたって財政や社会保障制度など、持続可能なものとし、活気あふれる社会にするためには、一人一人の生産性向上と多様な人材の社会参画を促進する必要があると言われています。
活気あふれる社会の実現に向けては、一人一人が自分の良さや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り開き、「持続可能な社会の創り手」になることを目指すという考え方が大切になってきます。この考えは、前田小学校の教育目標にもつながっています。
子どもたちが大人になる2040年、将来の予測が困難な時代において、未来に向けて自らが社会の創り手となり、課題解決などを通じて、持続可能な社会を維持・発展させていく力を子どもたちにつけていくことが求めてられてます。そこで、大切になる考え方がウェルビーイングです。
ウェルビーイングとは、身体的・精神的・社会的に良い状態であることをいい、短期的な幸福のみならず、生きがいや人生の意義など将来にわたる持続的な幸福を含むものです。また、個人だけでなく、個人を取り巻く場や地域、社会が持続的に良い状態であることです。
多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じるとともに、地域や社会も幸せや豊かさを感じられるよう、子ども中心に学校と家庭、地域、教育委員会が4輪駆動のように一つになり、ウェルビーイングの向上を図っていきます。
そのウェルビーイングの実現に向けて前田小学校は「子ども 保護者 地域 教職員の笑顔があふれる学校」を共に創っていきたいと考えています。
これからも、保護者の皆様や地域の皆様方の御支援・御協力を得ながら、よりよい学校づくりに取り組み、皆様から信頼される学校を目指してまいります。どうぞよろしくお願いします。
あきる野市立前田小学校長 樅山 雄三