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令和6・7年度東京都人権尊重教育推進校

人権尊重教育推進校の取組

第4学年は、総合的な学習の時間の一環として、デフリンピック(聴覚障害者の国際スポーツ大会)卓球競技の観戦に東京体育館に行ってきました。

昨年度本校にデフアスリートの方を講師としてお招きし、競技の魅力やコミュニケーションの工夫について直接お話を伺ったご縁もあり、今回はその繋がりから、卓球競技の応援に応募したところ、当選しました。

子供たちは、事前学習として、聴覚障害の理解を深めるとともに、「サインエール」(手話を用いた応援方法)を練習し、日本代表選手に思いを届けようと準備を進めてきました。実際の迫力あるラリーに歓声を上げながら、選手の皆さんに一生懸命サインエールを送りました。競技中のコミュニケーション、障害に応じたルールの工夫など、体験することで学びがより深まりました。

今回の活動を通して、多様性を認め合い、互いに力を発揮し支え合う姿勢を実感する貴重な機会となりました。今後の人権教育や学校生活にも、この学びを生かしていきたいと思います。

本校では、人権尊重教育推進校としての取組を進めています。
先日は、東京都教職員研修センターの先生を講師にお招きし、教職員研修を行いました。テーマは 「自尊感情や自己肯定感を高める教育の推進」 です。

研修では、子どもの頃に褒められたり感謝されたりした経験を思い出しながら、自尊感情の大切さについて学びました。子供たちの物事に対する認識や価値観が、自尊感情の育ちに大きく関わっていること、また特に「自分が大切にしていること」がうまくいかないときに自信を失いやすいことなどを改めて考える機会となりました。

これまでの学校としての取組については、校長室前に掲示しております。学校公開の際には、ぜひご覧いただければと思います。

環境委員会の子供たちが、人権啓発ポスターを校内に掲示してくれました。

子供一人一人が考えた世界に一つだけのすてきなポスターです。

 

 

人権擁護委員の方をお招きして「いっちゃん、ごめんね」を使って人権教室を行いました。法務局人権教室教材に掲載されている「いっちゃん、ごめんね」とは、紫色のランドセルをもっていた男の子に「女の子みたい」といじめていた子が大好きなお兄ちゃんのおさがりの筆箱をからかわれたことをきっかけに、自分がしてしまったいじめに気づくというお話です。このお話の役割通して通して、「ひやかしやからかいなどいやな思いがした。」「嫌がるようなことはよくない」など子供たちは感じて、改めていじめについてよくないことを理解しました。人権擁護委員の皆様ありがとうございました。

人権朝会で「ていねいなあいさつ」についてお話がありました。

あなたのこころと、まわりのひとのこころをつないてくれる

素敵なメーセージが添えらていました。

これからも、言葉一つ一つを大切にして笑顔あふれる学校にしていきたいと思います。

 今日は、朝特別に人権集会を行いました。前田小学校は笑顔あふれる学校をテーマに取り組んでいます。そこで、研究主任から、笑顔あふれる学校にするために、自分のことも相手のことも大切にすることを子供たちに伝えました。この集会を終えて、昇降口に教員が書いた「自分のことを大切にするとは」のメッセージも掲載しました。前田小学校の子供たちが人権について、自分のことも相手のことも大切にすることについて、考えを深めくれたら嬉しいなと思いました。中休みには、3年生の児童が3人で白いたんぽぽを校長室にもってきてくれました。前田小学校の子供たちは、とっても心温かい子供たちだなと改めて思いました。

 前田小学校は、人権尊重教育推進校として令和7年度も「自分のことも相手のことも大切にできる児童の育成」を研究主題に取り組んでいます。今日は、都庁の東京都子供政策推進室企画調整部から講師をお招きし、ハンドブックや動画を利用したグループワークを通して、自他の権利を尊重し合う大切さを学びました。

この授業を受けた子供たちの感想は、「自分のことも、相手のことも大切にしようと思った。みんなに自分の意見を言ってみようと思った。」「人には権利があることがわかり、子供にも権利があることがわかった。自分の意見を主張するけど、折り合いもつけなければいけないと思った。」「権利があるから、安心して生きられるんだと思いました。東京都だけでなく、全世界でやってみんなが幸せになれる世界にしたいと思いました。人権のことを教えてくれてありがとうございました。」などがあり、子供たちは人権について考える深めることができました。

 

4年生と「とんぐりの森」の友達とで交流会をしました。

子供たちは、自然とやさしく手をつないだり、話しかけたり、ボールを使って一緒に遊んだりしました。

笑顔が溢れる素敵な会になりました。

また、6年生の「人権の花プロジェクト」の2人が「どんぐりの森」の友達と人権の花の種を植えました。

この種は、今年2年生が育てたコスモスの種です。そのプランター2つを「どんぐりの森」にプレゼントしました。すてきな花が咲いたら嬉しいです。

 

4年生が点字体験を行いました。協力してくださったのは点字サークル「まど」のみなさんです。

まずは、「まど」のみなさんがどのような活動をしているのかについて、話を聞きました。

「まど」では、点字の本を作る活動もしているそうで、一般的な文庫本だと最低でも点字本に直すのに3ヶ月はかかるとのことでした。何度も間違いを見つけては訂正して、やっとの思いで完成することや、できあがりの大きさや厚さは元の本の何倍にもなることを知りました。

お話を聞いた後に、実際につくられた点字の本を見せてくださることになり、子供たちは「鉛筆を置こう」「折り曲げたりしないようにね」など自然と声を掛け合い、汚したり曲げたりしないように気をつけながら点字本を大切に扱っていました。

その後、動画を視聴して点字のつくりや歴史、点字を使う人々について学び、いよいよ点字を書いてみる体験を行いました。この活動では、点字を読む人のことを考えて打つことの大切さに気付いた子が多かったようです。

「まど」の皆さんに積極的に質問する姿から、バリアフリーについて真剣に学んでいる様子が伝わってきました。

 

手話サークル虹の方をお招きして、手話の学習をしました。子供たちは、昨日、東京都聴覚障害者連盟の方からいただいた「話そう 手のこどば おもてなしの手話BOOK」を活用して、子供たちは一人一人手話で自己紹介していました。学習したことがすぐに身についていて、大変驚きました。また、手話サークルのみなさんも子供たちから元気をもらったといって笑顔で帰られました。教室が手話と笑顔で溢れた2時間でした。ありがとうございました。

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